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ティーチングプロアワード・ファイナリスト3名決定

2024年02月06日

(左から)北山,町田,高野が選出

 ティーチングプロ会員のレッスン指導に関する理論で、特に優れたものに対して表彰する「2024PGAティーチングプロアワード」の最終審査に進んだ3名が決定した。今年1月に行われた1次審査では15名がエントリーし、オリジナリティに富んだプレゼンを披露。今年は北山雄一郎(A級・45歳)、町田祐基(A級・50歳)、高野逸夫(B級・61歳)の3名がファイナリストに選出された。

ティーチングプロ会員が日々のレッスン活動を通じて研究や実践している理論、その中で考案されたレッスン用具などについて成果を発表する場を設け、クオリティーの高い「PGAの教える技術」を表彰する「PGAティーチングプロアワード」。今年で15回目の開催を迎えるアワードは最優秀賞に贈られる賞金が100万円に増額された。レベルの高い一次予選会をクリアした3名の一次予選を経て、2月上旬に3名がファイナリストに選出された。

3名のプレゼンテーションは4月9日から4月26日までの間、インターネット放送で一般公開される予定。投票数の高かったプレゼンテーションが最優秀賞を獲得することになる。 また今年のファイナリスト3名は、3月8日から10日の3日間、パシフィコ横浜で開かれる「ジャパンゴルフフェア」のPGAブースで企画されるチャリティレッスン会に登場する。普段からティーチングプロとして活躍する3名の先生から直接レッスンを受けられる貴重な機会。レッスン会の担当プロスケジュールは詳細が決まり次第、PGAホームページを通じて発表する。

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北山雄一郎 (45歳・ティーチングプロA級 所属:サンディーズゴルフスクールin和歌山)テーマ「誰でも出来る!「縄跳びの動作」を取り入れて科学的に飛距離アップさせる方法」
~全身を連動させるスイングに必要不可欠な右手の使い方をロープを使って身につける~

45歳でも300ヤード飛ばす「劇団四季出身プロゴルファー」が、飛距離と方向性を手に入れる為の「本当の右手の使い方」を、縄跳びの動作をヒントに科学的に分析!下半身のパワーを連動させるスイングに必要不可欠な右手の使い方を、PGAティーチングプロとしての確実な言葉でやさしく解説いたします。「ヘッドスピードを上げるために必要なズレ」「遠心力を引き出す為の右腕の使い方」等、明日の練習が皆様の上達につながるた


町田祐基  (50歳・ティーチングプロA級 所属:LOL GOLF)テーマ「ゴルフパフォーマンスに影響する視覚機能の評価と改善方法について」
~利き目の依存がアドレスやクラブ位置に与える影響~

ゴルフパフォーマンスにおいて自分自身の利き目が、打ち出し方向やスイングの安定などに大きな影響を与えていることがわかった。どなたでもできる簡単なスクリーニングと、ゴルフビジョントレーニングを用いることで改善することが判明した。これらを用いることで、両眼視機能が向上することが期待でき、多くのゴルファーの悩みが解決する可能性を表している。また主にパッティングを行う際の距離感覚の安定にも繋げることが出来る。

高野逸夫 (61歳・ティーチングプロB級 所属:レーサムゴルフT-BASE)テーマ「重心革命~重心を知らずして動くことなかれ」
~「重心」の理解こそレッスンの真髄~

ゴルフを探求し続けて45年。スイングの究極のゴールは重心にあった。筋肉や骨の動き(解剖学)で発展してきた現代スポーツ。それ以前に理解しなければいけないのが重心からの 動き方である。故障や疲労がつきものの重心を無視した筋力動作はすぐやめて重心動作へシフトすることが大切。重心動作は体が構造通りに動くようになり、考え方もシンプル、また体が構造通りに戻っていく心・技・体すべてが良くなる幸せのゴルフへ向かいます。今迷路にはまっているすべてのゴルファーに届けたい。