今年のプロテスト合格者を対象とした「入会セミナー」が、12月14日から18日の5日間、静岡のつま恋リゾート彩の郷で行われた。15日はPGA倉本会長から新人会員へ会員証が手渡され、今後の活躍にエールを送った。新人会員は今月24、25日の2日間、富士カントリー可児コース可児ゴルフ場(岐阜)で行われる新人戦に出場。2021年1月1日付けでPGA会員としてのスタートを切る。

入会セミナー
入会セミナー
入会セミナー









 ト―ナメントプレーヤーのPGA入会セミナーは12月14日から18日までの5日間にわたって開催された。PGA会員証および認定証の授与式では、倉本昌弘PGA会長が来年以降の日本プロゴルフ選手権に関して話を始めた。「88回の歴史と伝統ある日本プロゴルフ選手権は、5600人の会員の頂点を決める大会を目指し、PGA会員資格を持つ選手だけが出場できるようにして行きます」。PGA会員のために極力努めて行きたいという思いがこもっていた。21年大会は栃木県・日光カントリー倶楽部、22年は静岡県・グランフィールズカントリークラブ、23年大会は北海道・恵庭カントリー倶楽部、24年大会は岐阜県・富士カントリー可児クラブと開催コースが決定していることを話し、「切磋琢磨して欲しい」と励ました。





 また、世界各ツアーのレベルの高さと競争の激しさを挙げ、チャンスがあればティーチングプロ資格も取得する道もあることを提案した。「教えることは自分を磨くこと、見直すこと、客観視することもできます。教える技術もぜひ勉強して頂きたい」。トーナメント資格を取得したことに満足することなく、将来を見据えて進んで欲しいと話したのだった。





 今セミナー最年少会員として受講したのは金子駆太、18歳。最終プロテスト一発合格を果たし、ルネッサンス豊田高校の3年生だ。「プロの資格を得られてとても嬉しいです。でも、試合がない、開催される目途が立っていなのがとても残念です」。


 来春の高校卒業後は、プロゴルファーとして生きる道を選択しているそうだ。「来年のJGTOツアーのファイナルQT進出を目指しています。他には岐阜オープンや中部オープン、地元で開催されるミニツアーに挑みます。本来ならアジアンツアーにも挑戦する予定でしたが、コロナ禍では仕方ありません。今月24、25日に開催される新人戦での優勝が目の前の目標。勝って日本プロゴルフ選手権の出場資格、それと優勝賞金(100万円)を手にしたいです。苦労を掛けて来た母親に少しでも恩返ししたいので」。

 孝行息子の10代プロゴルファーは写真撮影の際、力強いガッツポーズと取ってみせた。