PGAは15日、都内で記者会見を開き、2020年7月に現在運営している「太平洋クラブ益子PGAコース」(栃木県)、9月には「東条の森カントリークラブ」(兵庫県)と「PGAゴルフアカデミーフランチャイズ契約」を締結すると発表した。これまで現場で5年間培ってきた「PGAメソッド」のノウハウを日本全国に広めていく。

 PGAゴルフアカデミーは、2015年6月から「太平洋クラブ益子PGAコース」(栃木県)と「東条の森カントリークラブ」(兵庫県)の2か所で展開してきたが、その後、2018年11月に一般社団法人PGAゴルフアカデミーを設立。ゴルフ練習場やさまざまなスポーツ関連事業を展開している株式会社東大阪スタジアム(HOS)と共同してティーチングプロ講習会で使用してきた「PGAメソッド」を初めて一般に提供し、ゴルフ練習場でアカデミーを展開していた。


 そして2020年7月に現在運営している「太平洋クラブ益子PGAコース」、9月には「東条の森カントリークラブ」と「PGAゴルフアカデミーフランチャイズ契約」を締結すると発表した。これまで現場で5年間培ってきた「PGAメソッド」のノウハウを日本全国に広めていくのが目標だ。


 これまで5年の間にゴルファーの高齢化や、ゴルフ人口の低下といった問題が叫ばれる中で、倉本会長は「問題解決には、新しいゴルファーの創出をしないとゴルフ人口は増えていきません。70代以上のラウンド回数は増えているという結果がでているのに、それより若い世代のゴルファーにもっとゴルフに対して興味を持ってもらいたい。そのためには、非日常的な空間でゴルフ楽しんでもらえればと考えているのです。それは、ゴルフ場内で練習ができるという施設の新設です」と、ゴルフアカデミーの魅力を伝える。

 PGAゴルフアカデミー副理事長の山澤正之氏は「ゴルフ高齢化、新しい人がなかなかゴルフに取り組めない環境をなんとか変えたいのです。初めてゴルフをする人、ちょっとやってみようという人にとって、面白くなるまで時間がかかるのがゴルフです。PGAゴルフアカデミーでは『早くコースに出たい!』と感じることで、ゴルフが楽しいと思わせるアカデミーにしたいのです」と、フランチャイズ化で関東・関西に2つの拠点ができたことを喜んだ。

PGAアカデミー 太平洋クラブ 韓代表取締役社長【拡大写真】


 関東のフランチャイズ第1号となった「太平洋クラブ益子PGAコース」。韓俊太平洋クラブ代表取締役社長は「PGAメソッドを利用することで、ゴルフファンが末永くゴルフを楽しめること。さらにジュニアの育成や発掘にも、メソッドを利用していきたい」と、太平洋クラブでの活用に期待を込める。益子PGAコースは、これまでプロトーナメントやPGAとのイベント活動の年月を重ねてきた。だからこそ、クオリティの高い益子PGAコースの魅力を、PGAアカデミーを通じて発信していきたい。




 一方で、東条の森カントリークラブが関西フランチャイズの第1号となる。「この3年間で登録メンバーが約150人ほどおります。今回のフランチャイズ化をきっかけに、ゴルフ場の会員メンバーも増やすきっかけになればと考えています。今回のフランチャイズ化により、東条の森というゴルフ場の魅力も伝えていきたい」。三品代表取締役は、PGAゴルフアカデミーに通うメンバーが、広大な敷地にある東条の森のコースで、ゴルフの面白さも伝えられたらと待望していた。



PGA記者会見 寄贈されたフェイスシールド【拡大写真】

 また、SWANSブランドを展開するスポーツアイウェイアメーカー山本光学株式会社より、日本プロゴルフ協会(PGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、日本ゴルフ協会(JGA)の国内ゴルフ3団体宛に、同社の産業安全製品部門が製造する『フェイスシールドグラス』が合計3000枚寄贈された。ベテランシニアプレーヤーでPGA理事を務める芹澤信雄プロが、同社でアドバイザリースタッフとして契約しており、今後の大会・イベント実施の際のギャラリー・スタッフの安全対策用にと、今回の提供が実現した。


 芹澤プロは「プロトーナメントの現場で様々な感染対策を実施することは、皆様の普段の練習やコンペの際に行う対策の参考にもしていただけるかと思います。スポーツを楽しみながら、感染を防ぐ環境づくりを率先していきたいと思います」と寄贈への思いを込めた。


 会見では、今年は開催中止が決定した「すまいーだカップシニアゴルフトーナメント」主催の飯田グループホールディングスより、賞金の一部である1000万円がPGAへ寄付されることも併せて伝えられた。