今年で第12回の開催となる「PGAティーチングプロアワード」は、最終選考会をパシフィコ横浜(ジャパンゴルフフェア会場)において実施を予定しておりましたが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりジャパンゴルフフェア2020が中止となったため、GOLFNetTV内で3名のプレゼンを動画配信し、投票にて最優秀賞を決定することになりました。

 ゴルフネットTV内のコンテンツとして約2週間の配信を行い、一般ユーザー及びPGA資格認証委員会委員による投票にて最優秀賞の選出をいたします。

配信期間(投票):4月1月(水)〜4月12日(日) GOLFNetTV内で宣伝・配信
最優秀賞の発表 :4月15日(水)PGAホームページ上にて
賞  金 :最優秀賞・・・50万円  優秀賞・・・10万円


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坂本 博之 (49歳・ティーチングプロA級 所属:スウィングデザイン#19)
「なぜゴルフは教わるのも教えるのも難しいのか? 〜スピードと時間の大きなギャップ」

 ゴルフスイングはスイングスピードと感覚(時間)の間に大きなギャップがあります。このギャップを認識して基礎を身に付けることが上達のカギになります。ゴルファーの多くはスイングの動きや形は気にしますが、身体の動きの速さやヘッドスピード、またスイング完了までの時間などを意識していません。


 私は以前、オートバイのプロレーサーとして0.1秒を競い、スピードと時間感覚に大きな差があることを学びました。ショットの出来はスイング中の一瞬の動きで決まるのに、タイミングを合わせ難いことなど共通点があります。


 スイングはスピードがあり理屈で解決できない部分があるので、我々ティーチングプロもその一瞬の動きを言葉にして伝えることが難しいのです。このスピードと時間のギャップを埋めるため器具を使った練習方法を考案しました。個々のスピードや時間の差をヒントにゴルフ練習を楽しみましょう。






新熊 直樹  (47歳・ティーチングプロA級 所属:ゴルフスミノエ)
「姿勢矯正メガネ 〜視野の制限により姿勢変化を導く」


 人間は外部からの情報入力の8割〜9割を視覚から得ています。その視覚からの情報が遮断されてしまうと人間は視覚機能の代わりに、聴覚や触覚等の残された感覚機能を最大限に向上させ視覚を補おうとします。この人間の持つ能力を利用したのが、今回私が発表した 〜視野の制限により姿勢変化を導く〜という考えです。


 メガネのレンズにテープを貼り、視野に一部制限を掛ける事によって残された視野でアドレス、スイングしようとします。これを繰り返す事により自然と姿勢、スイングの変化が生まれます。


 伝えるのが難しいスイングにおける感覚的な部分を理解し易く、またメガネというごく身近にあるもので行えるのも魅力であります。






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大山 トギ (36歳・ティーチングプロA級 所属:フリー)
「グリップファインダー 〜全てのゴルファーが理想のボールを打つ為に」


 ゴルフを楽しみながら最高のパフォーマンスを発揮するには、自分に合うスイングを知ることが大切であり、その全てはグリップから始まります。グリップはゴルフクラブと身体の唯一の接点であり、スイング中の身体の動き、クラブの動き、ボールの飛び方に大きな影響を与えます。


 私が発表する『グリップファインダー』は、個人の身体のつくりや可動域に応じたグリップ、グリップとクラブフェースの関係を知ることができる練習ツールです。全てのゴルファーを理想のグリップへと導き、客観的かつシンプルに、ご自身の身体で体感していただく事が可能です。


 基本に対する理解を深める事で、多くのゴルファーの悩みを解決し、たくさんの方々へゴルフの楽しさを伝え、長きにわたりゴルフをプレーしてほしい。そんな思いを込めて発表させていただきます。





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