PGA REPORT 86
PGA REPORT86 2005/4 No.86
2004ティーチング&コーチングサミット参加報告
PGAサミット講座から
スポットライト PGA理事・競技運営部会部長を努めながらシニアツアーに初参戦する船渡川育宏(フリー)
レッスンは楽し! 淵脇常弘(ミズノゴルフスクール・フィールドクラブマスターティーチャー/PGAティーチングプロA級会員)
2005 PGAマネジメントプログラム

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2005PGAマネジメントプログラム
成功者のレッスンカリキュラム
PGAメンバーが講師として大活躍!
2月24日(木)午後、東京都江東区有明の東京ビックサイト会議棟において、PGAマネジメントプログラムを開催しました。 今回は「成功者のレッスンカリキュラム」と題し、トーク形式の講演で、1部・2部に分け、実施しました。その講演の要旨をご紹介します。
今回の講師は、PGA事業企画委員の6名で、別掲の通りです。司会は松井功プロが務めました。
PGAマネジメントプログラム
【第1部】「アマチュアゴルファーに好評のカリキュラム」
●喜多 栄
僕は、クラブの使い方から指導を始める形のレッスン方法をとっています。そしてクラブ(道具)の使い方などを教えて、物販につなげていくのです。皆さんはプロフェッショナルですから、プロとして道具のことなど日々勉強していると思いますが、アマチュアにもマニアックな人がいて、とにかく難しい話をして、数字を全部追っかける方がいますので、こちらも数字を全部知っておかなければなりません。つまり、アマチュアの知識の更に上を行く方法です。
●高野勇一
ジュニアについては、まず開校式を開き、そのあと子供にデモンストレーションを行いながら、まず子供達にボールというのは硬い・振っているクラブにも当たったら危険という潜在意識を植え付けさせます。そして最初にできるものはパッティングなので、スコアカード・マーク・ボール・パターを使ってゲーム感覚でゴルフに親しんでもらう。興味があり熱心な子は上達が早い、しかしちゃらんぽらんな子はなかなか上達しない。その対処方法の一つとして、ケイタイなどを使い、子供と会話がとれるところからゴルフへ興味を抱かせるような方法もとっています。


上記内容の切り口から、独自レッスンの“いろは”を展開し、ゴルフの奥深さ(レッスン方法など)を司会者からの質疑を交えながら語られました。そして両者(喜多・高野)の共通点は、ゴルフに携わる立場(指導者・生徒)に違いがあるものの“ゴルフを好きになる”そのことが、知識・技術を高めて両者(指導者・生徒)に信頼関係が生まれるということでした。


【第2部】「個性的なゴルフレッスン」
●前田新作
個人によって体型などの違いがあるので、私なりにその人に適したレッスンを行います。そして、レッスンするときに、「分かっていますか? 分かっていませんか?」とコミュニケーションをとり、分からないのにあいまいな返事で、習得できないということのないように心がけています。
また、私は飛ばすことよりも“寄せて、入れる”というのが得意。飛ばすことも教えますが、スコアを縮めることを教えるのが私の持ち味です。

●倉本昌弘
私のレッスン活動には3つの形態があります。 (1)トーナメントにおけるプロアマ(初対面のアマチュア) (2)ブリヂントンゴルフアカデミー(レッスンプロの指導) (3)萩国際大学(学生指導)
その(1)から(3)の指導方法は異なります。
(1)については、普段のラウンドレッスンのようにアフターケアができません。そのためワンポイントレッスンで、お客様に納得して気持ちよく帰宅してもらうことを大事に心がけています。
(2)については、どんな言葉でどのようにお客様に伝えるかということを教えます。そして、ゴルフ場でプレーしながら、実地で私の技術をケースバイケースで指導者にレクチャーします。また、お客様の背景(スポーツ歴・主婦等)を踏まえた、言葉の使い方なども指導します。(主婦なら雑巾を絞るような感覚で…等)
(3)については、基本的にはゴルフの技術論ではなく、ゴルフ全般を知ってほしいので、ゴルフ史・用具論・芝草についてなど、ゴルフ全般を指導します。

●佐藤正一
Sヤードの販促の目的で、全国のデパート等をめぐりワンポイントレッスンをしているうちに、私の考えが変わりました。私自身のゴルフの中で、“氣を使う”ということを取り入れました。普段、“気合を入れる”“気遣いをする”というように、何気なく“氣”という言葉を使っています。その目に見えないものを発掘し、使うことで実際に、アマチュアゴルファーも個性豊になりゴルフの上達が早くなりました。
王貞治さんがなぜ世界のホームラン王になれたか?当時コーチだった荒川博さんに、合気道を5年間習った成果なんです。その「氣」を出す、「氣」を入れる方法は、ゴルフにも通ずるのです。
それは、ゴルフとは力を入れるのではなく、力を出すスポーツであり、無駄な力を使わないことが重要なのです。この力の入れ方のワンポイントを理解し、実行できたアマチュアは必ず上達します。そしてさらにやる気が増すという良い循環作用が起きます。
講師プロフィール

倉本昌弘
倉本昌弘
ツアー通算29勝の永久シード選手。2000年に心臓弁膜症の手術を経て、一昨年アコムインターナショナルにおいて1ラウンド59の日本最小ストロークを記録して見事復活優勝を飾る。日本プロゴルフ協会副会長
松井 功
松井 功
トーナメント活動と共にテレビ解説やレッスン書の出版と幅広く活躍。PGAトーナメント管理委員会シニア委員長を歴任。事業企画部長、広報担当。
佐藤正一
佐藤正一
フジサンケイクラシックや後援競技での優勝。トーナメント活動の他にも、服部セイコーでSヤードの設計及び製作を携わる。シニアツアーでも活躍中。事業企画副部長。
前田新作
前田新作
1984年の賞金王。現在、シニアツアーで活躍をする他、地元で奈良オープンを立ち上げるなど、プロとアマの交流に尽力する。1998年にPGA最優秀会員の表彰を受ける。事業企画副部長。
高野勇一
高野勇一
茨城県、江戸崎カントリークラブのヘッドプロ。トーナメント活動のかたわら地域のジュニアゴルファーの育成に尽力する。次代のゴルファー育成を常に考え地域に根差した活動を展開している。
喜多 栄
喜多 栄
東京世田谷区の練習場、芦花パークゴルフにおいて、ジュニアからシニア、女性といった幅広いアマチュアの目線でゴルフを解説し、わかりやすいレッスンで定評。
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