PGA REPORT 83
PGA REPORT83 2004/7 No.83
■第72回日本プロゴルフ選手権大会
■キャッスルヒルオープン

■第3回アデランスウェルネスオープン

■スポットライト PGA副会長、中尾豊健(プロテック)
■レッスンは楽し! 鳥海博文(PGAティーチングプロA級トーナメントプレイヤー)

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中尾豊健逆転でシニアツアー初優勝  尾崎健夫、シニアデビュー戦優勝飾れず
中尾豊健第3回アデランスウェルネスオープン
6月11日〜13日
中条ゴルフ倶楽部(新潟県) 6,937ヤード/パー72
賞金総額6,000万円 優勝賞金1,200万円

PGAシニアツアー第2戦アデランスウェルネスオープンは、6月11日から13日までの3日間、新潟県の中条ゴルフ倶楽部で行われ、中尾豊健が2位に3打差をつけてシニアツアー初優勝を飾った。
尾崎健夫この試合がシニア初参戦で注目を集めた尾崎健夫は、2日目までトップを守っていたが、最終日72とスコアを伸ばすことができず3位タイに終わった。2位には同じく2日目までトップだった横島由一が入った。
本大会は、プロ2名にアマチュア1名、計3名1組の試合形式で行われている。こうした試みはシニアツアー(本大会)ならではの特色となっている。3年目を迎えた今大会では、出場する選手や地元新潟のギャラリーにもすっかり馴染んでいたようである。大会2日目の土曜日、最終日の日曜日にはアマチュアとして芸能人が多数参加し、その2日間合計で7、000名を超えるギャラリーが集まった。
佐藤浩市さん大会に参加した俳優の佐藤浩市さんは(優勝した中尾プロのマーカー)「スコア誤記だけはしないように注意しました」と語った。また参加した芸能人は異口同音にプロのプレーの邪魔にならないように注意したと語っていた。そのほか、プロの試合が行われるコンディションでプレーできて最高だったという意見や、ちょっとタフだった、という意見なども聞かれた。会場を訪れたギャラリーは真剣なプロのプレーと、華やかな芸能人のプレーを見て、ゴルフの楽しさを満喫していた。
試合は初日、昨年のシニアオープンチャンピオンで長打が持ち味の福沢孝秋と、シニアツアー初参戦の尾崎が4アンダーでトップに立った。2日目にトップに立ったのは、前日2位の横島と尾崎の2人。以下、1打差の3位には福沢、天野勝。2打差の5位には上原宏一が続くという展開となった。
中尾豊健最終日はスタート途中、雷雨に見舞われ競技が1時間25分中断するハプニングがあったが、そんな状況下、一気にスコアを伸ばしたのが4打差(3アンダー)8位タイからスターとした中尾豊健。出だしの1番から3連続バーディを奪うと5番、7番でもバーディを重ねトップに並ぶ。インでは13番から3連続バーディを奪い、横島、天野、尾崎の激しいつば迫り合いを横目に、ごぼう抜きで一気にトップに立った。
中尾はこの日64をマークしてトータル11アンダーとし、2位の横島に3打差をつけてシニアツアー初優勝を飾った。中尾はシニアツアーのシード選手であると共にPGA副会長の現職にも就いている。忙しい業務の合間を縫っての参戦で見事優勝を飾り、賞金1、200万円と2年間のシード権を獲得した。
試合後中尾は「えらいことしてしまった。ジェットが優勝したほうがニュースになったのに」と控えめなコメントを残していた。
シニアツアー第3戦は公式戦の「PGAフィランスロピー・リボーネストシニアオープン」である。
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