日本プロゴルフ殿堂は22日、ゴルフフェア会場(パシフィコ横浜)で顕彰セレモニーを行い、第7回殿堂入り顕彰者を表彰した。レジェンド部門からは、佐藤精一、小林法子の2名、プレーヤー部門では、中嶋常幸、森口祐子の合わせて4名が、大勢のギャラリーに祝福され殿堂入りを果たした。

日本プロゴルフ殿堂 レジェンド部門・佐藤精一氏【拡大写真】

 今年のプロゴルフ殿堂入り顕彰者は4名。レジェンド部門では、佐藤精一が選出された。日本ゴルフツアー機構の青木功会長から表彰状と記念トロフィーが授与され、今回の授賞を祝福した。青木会長は「佐藤プロは、面倒見がよくて優しいんだけど、みなさん、実は怖い方ですよ〜」とおどけて、緊張していた佐藤をリラックスさせてあげたようだった。




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「プロ入りしてまだ間もない頃は、夢や希望にあふれていましたからね、そりゃあ、一生懸命練習しました。とにかく、よく練習しました。宮本留吉プロとの緊張した出会いからプロ人生が始まり、試合をやりずらくしてくれた尾崎兄弟や、シニア入りしてからは金井精一プロが現れてたり、とにかく色々なライバルがいましたね。そうこうしているうちに、あっという間に70歳。ようやく僕がたくさん勝てるようになったんですね。ゴールドシニアで、やっと稼げてるかな(笑)」と、貴重なエピソードを交えて、ゴルフ人生を振り返った。


 佐藤氏は、テレビでレッスン番組を担当していたことにも触れ「人の前でゴルフをやるようになると、上手になるんじゃないかな。そうやって、自分のためにやってこれたことも、良かったのかもしれないですね。今日は本当にありがとうございました」とにっこり微笑んだ。





 男子プレーヤー部門では、アマ時代に日本アマ、レギュラー時代に日本プロ、日本オープン、日本シリーズ、日本プロマッチプレーに勝ち、シニア入りしてからも、日本シニアオープン、日本プロシニアと前人未到の「日本タイトル7冠」を獲得した中嶋常幸が選出。海外でも存在感を示し、メジャー4大会すべてで10位以内に入った最初の日本人選手としても、大きな活躍だった。








「意外とね、この受賞は本当に嬉しいんですよ。良き先輩が居て、競い合う仲間がいることでこうやって殿堂入りさせてもらえる。これは成績だけで判断されるものではないですし、これまでの活動含め、広く認めてもらえた結果だと思っています。今、ここに親父がいたらなんというかなぁ・・・ただただ涙するのかもしれません」と、中嶋は感無量。「現役で若い頃は、ほんとうにピリピリしていました。良い時も悪いときも、家族が支えてくれていました。だから、この受賞は家内に捧げたい」と、言葉をかみしめながら話し、列席している家族に感謝を伝えた。






 中嶋のプレー姿をみたいゴルフファンは大勢いる。今年は、レギュラー3試合、シニアはスターツシニアから始まり、ファンケルクラシック、マルハンシニアなど去年同様数試合出場を予定しているとのこと。「若いゴルフはできない!」といいながらも「現役はそろそろ・・・、シニアはまだまだ!」と、やる気は十分だ。今後を聞かれると「ジュニア育成とかオリンピック企画準備委員といったこともしていますが、自分の人生を豊かにできることを探してやっていきたい」。好奇心旺盛のレジェンド中嶋の、ゴルフ道はまだまだ続いていく。






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日本プロゴルフ殿堂 レジェンド部門・小林法子氏
日本プロゴルフ殿堂 プレーヤー部門・森口祐子氏
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