「2019PGAティーチングプロアワード」の最優秀賞を決める最終選考会が23日に、パシフィコ横浜で開かれているジャパンゴルフフェア会場で行われた。最優秀賞は「スイング軸体感デバイス JIKU−KNOB 」を発表した上田栄民(54=エイミンゴルフアカデミー、ティーチングプロA級)に輝き、記念トロフィーと賞金50万円を獲得した。優秀賞は、伊藤佳祐(29=六甲国際ゴルフ倶楽部)、長谷川泰之(40=K's Island Golf Academy)が受賞した。

ゴルフフェア 伊藤佳祐
ゴルフフェア 上田栄民
ゴルフフェア 長谷川泰之












 最終選考に残った3名のプレゼンテーションは、パシフィコ横浜のアネックスホールで、23日朝10時30分から行われ、プロゴルファーや、メディア関係者、そして一般ギャラリーが113名集まり、会場は立ち見が出るほどの盛況ぶり。1人15分の持ち時間の中で、最大限のパフォーマンスを見せなければならない。そんな緊張感の中で、最多投票数を獲得したティーチングプロが最優秀賞に選ばれることになる。


 投票数は僅差だったが、上田栄民「スイング軸体感デバイス JIKU−KNOB」が最優秀賞として発表された。伊藤、長谷川は優秀賞を受賞した。

 今回の審査内容について、PGA倉本昌弘会長は「ティーチングプロのナンバー1を決定するだけあって、どれも素晴らしい内容でした。今や、我々プロゴルファーのほうから、アプローチをしなければならない時代になっています。そのプレゼン能力の差、そして独特の着眼点が評価されたのではないでしょうか」と分析した。そして「PGAティーチングプロは、たくさん専門的な勉強をしていますし、研究熱心な方ばかり。アマチュアのみなさんは、ぜひティーチングプロのレッスンを受けて、もっとゴルフを楽しんでもらいたい」と付け加えた。


【ファイナリスト3名のテーマ紹介動画】
◇伊藤「他のスポーツ動作をゴルフに活かす〜キックボクシング編」は こちら>>
◇上田「スイング軸体感デバイス JIKU−KNOB」は こちら>>
◇長谷川「バランスボールで身につく、理想的なシークエンススイング」は こちら>>




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 最優秀賞を受賞した上田は「今まで2万人以上のゴルファーを教えてきました。そしてこのテーマは大勢の生徒を教えて生まれたメソッドです。開発チーム一丸となって、このツールを作ってくれました。仲間と一緒にこの受賞を喜びたい」と感謝を伝えた。


 テーマとなった「スイング軸体感デバイス JIKU−KNOB」は、人間の感覚を使って、絶対的な正解を出すためのレッスンツール。画面に映し出されたゴルファーの姿(アニメ)を、上田が開発したデバイスのつまみを回すことで、ゴルファーをスイングを回転させる。そのスイングモーションが、正面だけでなく、上下左右から確認できるものである。




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「つまみを回すと、アニメが同時に動くので、自分の体を回転させているような感覚が生まれます。触覚、視覚を同時に使うと脳のニューロンが働くので、スイングの擬似体験をすることができるのです」と上田は説明する。「間違いのないものを求めました。正しいツールを使って、正しいゴルフを伝えたいのです。だから、このツールはぜひPGA会員のみなさんに、レッスンの中で使ってもらいたいと思っています」。上田の熱いゴルフへの思いは、すべてはゴルフに悩むアマチュアゴルファーの成長のため。「誤解のないように、エラーのないように、これからも解決法を伝え続けていきたい」と話し、応援に駆けつけてくれたレッスン生たちに向けて、笑顔を見せた。


日本全国には、約5600名のPGA会員が活躍している。日ごろのレッスン研究を発表することができる一年に一度の機会「PGAティーチングプロアワード」。アワードを通じてゴルフスポーツの魅力を伝え、ゴルフの普及活動に役立ててもらいたい。


ゴルフフェア 受賞者を囲んで
ゴルフフェア 優秀賞 伊藤佳祐
ゴルフフェア 優秀賞 長谷川泰之