アマチュアの人から、スイング中、コックをいつ行えばいいのか、などと時々聞かれます。今回はスイング中のコックのタイミングについて説明したいと思います。コックのタイミングはといっても、グリップの形によっても大きく異なります。PGA教本にある左のこぶしが2つ見えるスクエアな場合を前提に説明しますが、スイング全体を時計盤に当てはめた場合、テークバックをして8時を過ぎた時点で徐々にコックは始まっていきます。更に左腕が9時の時点ではある程度コックは進行しています。この8時から9時の時点でコックの始動部分ができあがっていくことになります。このコックはごく自然に行われることが良いわけで、無理にしなければならないとか、どこまでクラブが上がったら、コックをしなければならないということはないのです。

体の固い人、柔らかい人、太った人痩せた人、力のある人非力な人というように、それぞれ個人差がありますから、一概にこのタイミングでこのくらいコックをしなければならない、ということはないのです。しかし、手や手首の力の加減は容易にできますから、やわらかく使っている分には結構ですが、固く使っている場合には、やわらかくして使うことが肝要です。ルーズではないやわらかさを出すようにしてください。そのためには固くグリップするのではなく、ある程度やわらかくクラブをもち、何回か連続して素振りをしてみるといいでしょう。余計な力が入らず、クラブの重さを感じながらスイングができれば、そのときは自然にコックができているでしょうし、滑らかな淀みないスイングができていることと思います。まずは自然な素振りからタイミングをつかんでみてください。