PGAでは、シニアツアーなどの競技における賞金総額の一部や大会期間中のイベント収益金などをチャリティーとして、報知社会福祉事業団に寄託している。今回は7月9日に、岩手県大槌町の町立大槌学園へグランドピアノ1台を贈ることになり、PGA植田浩史副会長が贈呈式に参加。ピアニストの奏でるきれいな音色が音楽室に響き渡り、生徒70名が元気よく学園歌を斉唱した。

報知事業団チャリティ 音楽室で行われた贈呈式

 2011年の東日本大震災で被災した岩手県大槌町内では小中5つの学校が震災で使用不能になっていた。その後、2016年に5校が統合する形で同学園が誕生したが、これまで音楽室にはグランドピアノがないままだったのだ。今回の寄贈はPGAの寄付金を基に、報知社会福祉事業団からカワイ製のグランドピアノが贈られることになった。さらに会場にはピアニストの島田彩乃さんが来場し、生徒70名とともに学園歌を斉唱した。



贈呈された美しいピアノが披露され、島田さんが学園歌やアラベスクなどを演奏。「このグランドピアノからどんな音が出るのか楽しみにしてきました。いろんな音色がイメージどおりに出てくれるピアノでした。皆さんにはこのピアノをいっぱい弾いて、聴いていただきたいです」とメッセージを贈った。


生徒代表の三浦夢偉(めい)さんは「私たちは10月にある学園祭へ向けて合唱練習を始めたところです。今年は自分たちも合唱する側になるので、このピアノで一生懸命練習し、上達できるようになりたいと思います」と感謝を伝えた。



贈呈式に出席した植田副会長は「5月に開催した日本プロゴルフ選手権の賞金の一部を選手からいただいて、チャリティー金をピアノという形でみなさんに贈ることができたということをうれしく思っております。皆さんがここに入ってこられたときのとても明るい笑顔を見て、これからも多くの笑顔をどんどん作っていけるようなチャリティー活動をPGAとしてやっていきたいと思いました。皆さんもゴルフをやるチャンスがあればやってください。ゴルフはやってみたら結構楽しいですよ」と話した。



報知事業団チャリティ


東日本大震災から7年が経過しているが、まだまだ支援を必要としている場所がある。今回のように、チャリティー活動で音楽のある学園生活を提供できたことは、ゴルフという分野を越えた新しい試み。今後もPGAでは、チャリティー活動を続け、子供達に希望を与えていきたい。